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PEOPLE [ 社員インタビュー ]

挑戦する気持ちを胸に
社会を支える
新たなモノづくりに挑む
産業用システム事業
陸上盤設計
理工学部 電気電子工学科 卒
2020年入社

INTERVIEW1 志望理由

インターンシップをきっかけに 配電盤の社会的重要性を知る

大学時代は電気電子工学を専攻し、レーザー工学をテーマに研究を重ねていました。寺崎電気産業との出会いは、研究室の教授がインターンシップへの参加を勧めてくれたのがきっかけ。3年生の夏に2週間参加したのですが、交通インフラやビルなどの身近な暮らしを陰ながら支えている配電盤の重要性を知り、ここで働きたい気持ちがぐっと高まりました。また入社後2年間にわたるメンター制度を通して、先輩からマンツーマンで指導を受けられることにも安心感を覚え、当社への入社を志しました。
私が配属となったのは、陸上の配電盤を手掛ける産業エネルギーシステム部。配電盤と付随する各種システムに関して、日本全国はもとより、海外の案件を含めて幅広く対応しており、私は設計者として発電所から送られる高圧の電気を受けモータやポンプ、室内のエアコンや照明などの使用電圧に変換し、送電する配電盤など、さまざまな案件に向き合ってきました。

INTERVIEW2 仕事内容

未知なる世界であっても 臆せずに挑む姿勢が大事

入社直後は業務に必要な2D CADなどのツールを触りながら基礎知識を学習。その後、1年目秋からは過去に納入実績のある配電盤の類似案件の設計に挑んでいきました。知識不足は痛感させられたものの、メンターの先輩が手厚くフォローしてくれたおかげで、私一人で悩んでしまうようなことはなく、設計のノウハウをしっかりと身に付けることができました。
設計の難しさに直面したのは、2年目になってから。次第に特殊仕様の案件も任されるようになり、より高いレベルでの技術が求められるようになって気持ちを新たにしました。思い出深いのは、カナダ向けの案件を任されたこと。カナダに納品するにあたってカナダの規格認証の取得が必須であったが、当社でカナダに納品した事例は過去に1~2回あったくらいで前例がほぼなかっただけに、カナダの規格認証の取得方法を調べ上げるところからスタート。最後には規格認証取得の立会検査にも臨んで、無事に納品までこぎつけることができました。何も知らなかった私でしたが、ベストを尽くしていけば結果が付いてくるという経験を通して一つの自信をつけることができました。

INTERVIEW3 仕事のやりがい

主担当として大型案件を任され 責任者としての自覚が芽生える

年次が上がっていくと高圧盤などから電気を引き込んで各モータに電気を送り、制御・監視を行うMCC(モータコントロールセンタ)などの設計も担当するようになりました。それまでは大きなシステムの一部の設計だけを手掛けていた私でしたが、高圧盤やMCCとなるとシステム全体を広い視点で捉えなくてはならず、業務の難易度はぐっと高まっていきました。
4年目になった現在は、顧客である工場向けに高圧盤、変圧器盤、低圧配電盤をトータルに導入するプロジェクトにおいて主担当を任されており、お客様との打ち合わせ、要求の実現方法の考案、さらには各担当への仕事の割り振りなども行っています。自分が理解していないと人に仕事を渡すことはできません。以前は先輩を頼ってばかりだった私ですが、今は自分なりに調べ上げて一つひとつを紐解いていくという習慣が身に付いており、責任者としての役割を全うしようとしています。

INTERVIEW4 仕事のやりがい

教えられる側から教える側へ 後輩を通して学ぶことが多い

お客様によって要求は文字通り千差万別。図面のフォーマットや、標準となる機能などもお客様ごとに異なっており、私たちには毎回のように臨機応変な対応が求められています。少しでもスムーズに解決していくためにも、お客様や営業などとしっかりとコミュニケーションを取りながら、課題を一つひとつクリアしていくことを心がけています。そうした苦労の結果、自分で考えて作成した図面が受け入れられ、設計通りの配電盤が出荷されていく様子を見ると、モノ作りを成し遂げたとの充実感を覚えます。
部署には後輩も入ってきており、昨年からは私がメンターとして指導する側になりました。後輩の疑問に応えることで自分の認識が広がり、新たに学ぶことも増えており、指導するという立場が成長のきっかけになっていると実感しています。

今後の目標

GOAL

入社して約4年の間で、工場やビルなど多様な案件を手掛けることができました。まだまだ足りないところもありますから、今後もさまざまな配電盤の設計を通して理解を深め、どんな案件でもソツなくこなせるようになりたいです。周囲が感じた疑問点などに関しても、いち早く聞いてもらえるような頼りがいのある技術者になれたら嬉しいですね。

オフショット

OFF

職場仲間と近隣のコートに出かけ、フットサルを楽しむことがよくあります。部署を超えて社員が集まるので、社内コミュニケーションの場としても重宝しています。

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