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PEOPLE [ 社員インタビュー ]

機械系学科から電気に挑戦。
学び続ける姿勢を忘れず
一歩ずつ成長を遂げる
船舶用システム事業
官公庁盤設計
大学院 機械系専攻 修了
2021年入社

INTERVIEW1 志望理由

親身になってくれる先輩の姿に 共感を覚えて入社を決める

機械と何かをつなげて、新しいテクノロジーが生まれる場面に立ち会いたい。そんな風に考えていた私は、大学院では“泡”を使った応用力学を研究していました。学生時代のベースとなる学問は機械工学だったものの、就職をするならば学んでこなかった電気分野の知識を身に付けることで、モノを動かす仕組みを総合的に身に付けようと決意しました。寺崎電気産業の場合、まさに条件に合致した仕事が待ち受けているのはもちろん、採用担当のみなさんが親身になって接してくれる姿勢から、若い人を成長させてくれる文化が根付いている社風を感じて入社を決意しました。
入社以来、官公庁向け船舶の動力盤の設計に携わってきました。発電機で発生させた電気を最初に受け、船内のモータなどに送っていくのが動力盤であり、設計するには当然、高い専門性が問われます。私も最初の半年間はメンターとなっていただいた先輩の図面をチェックしながら、この仕事に必要な、基礎を学んでいきました。

INTERVIEW2 仕事内容

専門外の電気の知識も 臆することなく吸収

配属当初は先輩や電気系出身の同期とは差があると感じさせられてばかり。少しでも差を埋めるべく徹底的に学んでいこうと、疑問は一つひとつノートにメモし、先輩に質問して徹底的に解消していく事を心がけました。電験三種などの資格取得にもチャレンジしましたし、先輩にお願いをして30年程前に出荷した製品の改造、お客様への改善提案、動力以外の盤にも触れるなどして、実践でも経験を積み上げました。
そんな努力が実ったのは2年目後半のこと。盤の中に取り付ける機材の規格に関して、官公庁のお客様から「改定したい」との要望を受け、私が中心となって作業していくことになりました。参考となる類似規格を探し出すところから始まり、最終的には山のような資料を添えて形を付けることに成功。締め切りまで期間が短いなど、難しい条件が重なっていたものの、なんとか乗り越えた経験は貴重な財産となりました。

INTERVIEW3 仕事のやりがい

成長したい、学びたいとの意欲に しっかりと応えてくれる

官公庁向けの船舶の場合、古い機械や回路を使っているケースが多く、過去の技術を紐解く事が壁になることがよくあります。最新技術との違いを浮き彫りにしつつ、なんとか対応できる方法を編み出し、創意工夫しながら設計していくのは、一人の技術者として楽しいと感じることが非常に多いと思っています。
最近は動力盤に関連する技術において、官公庁から「新分野を開拓したい」との要望を受けたのをきっかけに、盤を新しい形に進化させるプロジェクトがスタート。社内では誰も手掛けたことのない新分野だったのですが、私がトライしたいと熱望したところチャンスを獲得しました。現状の知識だけでは足りない部分があれば、社内外への研修にも快く送り出してくれるのでとても助かっています。ちなみに英会話や通信教育、資格講座などにも望めば参加することが可能。自身の成長を促すチャンスが想像以上に存在しているのは、入社して感じた良い意味でのギャップです。

INTERVIEW4 仕事のやりがい

学んできた努力が実を結ぶ 自分が部署を引っ張っていきたい

これまでに何度か社内にノウハウがない仕事を任されましたが、いつも期待と不安が入り混じった気持ちで引き受けています。ただ、わからない内容であったとしても、さまざまな立場の人の意見をつなぎ合わせていけば、おのずと良い落としどころが見つかるもの。さまざまな課題を何とか乗り越え、最後まで達成できたときの喜びはまさに格別です。
日頃から吸収してきた知識がふとした瞬間、仕事の解決につながることもしばしば。今まで勉強を重ねてきてよかったと充実感に包まれる瞬間でもあります。振り返ると入社した当時は、とにかく私に不足している知識を吸収して、早く周囲に追いつこうとの気持ちでいっぱいでした。しかし、ある程度、視野が広がってきた今は、周囲を引っ張って行こうとの前向きな気持ちが生まれており、成長した自分を感じています。

今後の目標

GOAL

今も先輩との会話についていけない場面もありますので、経験の差を必死になって埋めていこうとしています。現在は総合力が問われる設計業務を任せられていますが、まずはこれをしっかりと形にして自信を深めたいです。将来は新しい船、新しい盤の設計の中心に立ってみたいですね。

オフショット

OFF

大学時代に仲間とバンドを結成し、今も活動しています。「Weekly Portal」というバンド名でオリジナル曲・MVも配信していますのでよかったら検索してみてください!

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