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PEOPLE [ 社員インタビュー ]

ノウハウのない新製品にも
真っすぐな姿勢で向き合い
成功に導いていく
機器(ブレーカ)事業
開発設計
工学部 電気電子システム工学科 卒
2019年入社

INTERVIEW1 志望理由

時代の最先端を行く 設計にも意欲的にチャレンジ

大学時代は発電をテーマに研究を重ねていたこともあり、就職活動を開始した当初は送電関係の企業を重点的に見ていました。当社が得意とする配電盤やブレーカは私の研究の延長にある分野だけに、おのずと魅かれるものがありました。大学OBも数多く活躍しており、私にもチャンスが広がるだろうと入社を決意しました。
試験課での半年にわたる研修を通してモノづくりの基礎を身に付けた後、約2年3か月にわたって開発設計三課に所属していました。主に生産維持業務を担当していました。当時は北米に寒波が到来した関係で、電子部品の生産ができない状況が発生したことがあったのですが、代替品を探しだした上で、基板に付けても問題がないのかチェックするといった役割を担いました。その中でも漏電遮断器という漏電や異常電流などを検出するための基板を多く担当しました。私自身、電気に関しては幅広く学んできたものの、半導体やICに関しては苦手なところが多く、先輩や上司にはかなり助けていただきました。

INTERVIEW2 仕事内容

プログラミングも含め 基板設計を総合的に担う

当時は並行してコンパクトACB(低圧気中遮断器)と呼ばれる空気中で電流を遮断する遮断器の付属品を担当させていただきました。
その際、プログラミングを手がけることもあったのですが、過去に作ったプログラムの意図を解釈し、目指す数字を出していく難しさを実感しました。何をやっても上手くいかずに悩んでいると、上司から「問題を理解するためには、時間をかけてでも一から自分で考えてみるのはどうだろうか」とアドバイスしてくれたのをきっかけに、過去の蓄積を応用するのではなく、計算式を立てるところからはじめてみたおかげで、しっかりとプログラムを形作ることができました。

INTERVIEW3 仕事のやりがい

大型船舶のプロジェクトを担当 会社として経験のない新製品に挑む

2022年からは現在の開発設計一課に異動し、今度は官公庁向け船舶の電磁開閉器、電磁接触器の開発を担当することになりました。他社の電磁開閉器にゴムと鉄板などを付けてカスタマイズすることで、船舶内で発生する振動と衝撃に耐えうる製品を作るというプロジェクトに挑んでいます。
他社の電磁開閉器をカスタマイズした上で船舶の規格を満たすことは難しく、求められる性能も非常にシビアとなります。以前は他社が作っていたものの、対応できなくなったという話を受け、当社が製造を丸ごと引き受けたという経緯となっています。それだけに社内に全く製造ノウハウがなく、文字通り手探り状態で物事を進めざるを得ません。私の判断した物事が、後々の基準となっていくだけに責任も重大だと思わせられる毎日です。

INTERVIEW4 仕事のやりがい

チームプレーの楽しさも体感 当社には本当に多くのチャンスがある

以前のプロジェクトの場合、自分で考えた設計を、そのまま自分の手である程度の状態にするまでを手掛けていました。ただ、今回は溶接などの作業もあるため、私一人だけの力で形にするのは不可能。工場や外注の企業とやり取りをしながら、チームプレーでモノを形にしていくという経験は非常に新鮮で、楽しみながら仕事ができています。
この電磁開閉器は既にある程度の形になっていますが、試験が非常に厳しく、今後、180㎏のハンマーを使った衝撃実験を行うことになっています。まずはしっかりと試験をクリアできるように頑張っていきたいですね。
振り返ってみると、私は今まで本当に多くのチャンスをつかむことができました。苦戦させられる面はあったものの、部署内外の先輩が接しやすい人ばかりで、周りに助けられているからこそ、ここまで歩んでこられたのだと思っています。

今後の目標

GOAL

直近は今開発している案件を成功させるのが目標です。しっかりとモノを形作っていくことで、これから技術者として生きていく上での自信を付けたいですね。現状は先輩の引継ぎという形での開発が多いので、将来は基板を最初から開発してみたいという気持ちもあります。

オフショット

OFF

休日は友人とサッカーや海釣り、スノーボードなどをアクティブに楽しんでいます。雨が降ったときは体が動かせなくて困ってしまいます(笑)

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