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マリンコンピュータシリーズの販売台数1,000台を達成

2021年12月28日
寺崎電気産業株式会社

 当社が舶用向けに開発したマリンコンピュータシリーズが、世界で累計販売台数1,000台を達成しました。

 当製品は、徹底した品質管理のもと国内で生産されており、主要6船級(NK、ABS、BV、CCS、DNV、LR)の認定を取得し、長寿命・高品質・長期供給を可能とした舶用向けコンピュータです。

 特にご好評いただいている特徴が、メンテナンスフリーのためのファン・レス(ヒートシンクによる冷却)、バッテリー・レス(交換が必要となるバッテリー非搭載)、ディスク・レス(ストレージにHDDを使用せずSSDを搭載)の3レスです。長期の安全航海における不安要素を取り除きたいというテラサキならではの考えです。

 当製品は、多くの大型外航船舶で活躍しております。昨年ではGHG(温室効果ガス)削減へのALL JAPANの取り組みである国内初の大型LNG燃料船に搭載された、当社 分散型統合監視制御システム TERANET50Xに活用されています。また、船内の様々なデータを収集・保存し、各アプリケーションへデータを提供するTMIP(TERASAKI Marine Information Platform)の主要構成機器として使用され、船内のデータ利活用・船内作業効率化に貢献しています。
 更に、各舶用メーカー殿が開発・製造される各種環境対応製品へのシステム販売や単体販売を通じて、昨今の海洋環境規制への対策にも貢献しております。

 当社は2023年に創業100周年を迎えます。長年の経験と実績を活かし、今後も舶用市場における配電制御システムで世界のリーディングメーカーとして挑戦し、船舶の運航支援、安全運航、海洋環境保全の要となる舶用システム製品を開発・提供することで、舶用業界の発展に貢献してまいります。

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