当社は1923年の創業以来,①物を造る喜び 売る喜び ②顧客第一主義 ③競争に勝ち抜く ④世界にはばたくテラサキ ⑤人を活かす ⑥適切な利益配分の経営理念に基づき企業活動を行ってまいりました。
近年,これまでの経済成果に重点をおいた価値観による企業経営だけでは,その姿勢が疑問視される社会環境になってきています。
言い換えれば,ステークホルダーズ(企業を取巻く関係者:お客様,取引先,業界,株主,行政,地域社会,一般社会,社員等)は,企業に対し幅広い社会的責任を求めるようになってきています。つまり,適切な情報開示とモラルに秀でた透明性のある企業経営を指向すること,健全な経済成果を追求すること,これらのバランスを重視するという新たな価値観,倫理観を確立することが必要とされる時代になってきたということです。
更に,これら社会から要請される企業像を実現することに加え,当社が更に発展・成長し続けるためには,情報を的確に捉え,環境変化をチャンスとし,これに果敢にチャレンジする精神が必要になります。
そして,このような企業を創造していくためには,組織と個人が進むべき方向を合わせる「価値観・倫理観」の指針を明確にすることが重要と考えます。
そこで,この度,社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)として「企業倫理の基本理念」を制定いたしました。そして,この理念に基づき「企業倫理行動指針」を掲げました。しかし,「企業倫理行動指針」は,作っただけでは価値はありません。これを有効に機能させ,当社の風土としていくためには,「小さな実践の積み重ね」が大切です。
当社の更なる発展のために,皆さんで,より良き風土を築いていきましょう。
平成23年4月
寺崎電気産業株式会社
代表取締役社長 寺崎泰造
寺崎電気産業株式会社(グループ会社を含む)は,法律を遵守し,社会倫理を尊重し,そして良識ある企業倫理を築き,企業としての社会的責任を果たしていきます。
寺崎電気産業株式会社は,この考えを基本とし,「企業倫理の基本理念」を以下のように定めます。