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陸上電力供給システム「TERASAKI Shore Connection」搭載船が欧州2港で受電 ~ベルギー初のRORO船向け商用給電を技術サポート~

2026年9月29日
寺崎電気産業株式会社

 寺崎電気産業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長執行役員:寺崎泰造、以下「当社」)が製造・販売する陸上電力供給システム「TERASAKI Shore Connection」を搭載した日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)運航の自動車専用船が、ベルギー・ゼーブリュージュ港およびドイツ・ブレーマーハーフェン港において陸上電力の供給を受けました。なお、本件は日本郵船が運航する自動車専用船において、停泊中に陸上電力を利用した初の事例であり、ゼーブリュージュ港においてはベルギー初となるRORO船向け陸上電力の商用供給でもあります。

 ブレーマーハーフェン港およびゼーブリュージュ港は、欧州を代表する完成車物流拠点であり、自動車船向け陸上電力供給設備の導入を先行して進めている港として注目されています。今回の受電にあたっては、当社およびグループ会社の技術者が港湾関係者、船主および関係機関と連携しながら受電試験や船陸間のインターフェース調整、運用支援を実施しました。これにより、安全かつ確実な受電運用の実現に貢献するとともに、当社システムおよび技術サービスによる安定した受電運用が実運用環境において実証されました。

電力供給の様子.png

電力供給の様子
提供:日本郵船

(編集)IMG20260618075602.jpg

「TERASAKI Shore Connection」の製品写真

 「TERASAKI Shore Connection」は、停泊中の船舶が陸上電源を安全かつ容易に利用できる陸上電力供給システムです。船内電源と陸上電源の無停電での切替を可能とし、作業負荷の軽減と安全性の向上に貢献します。また、停泊中に陸上電力を利用することで船内発電機の運転時間を削減し、CO₂排出量やNOx・SOxなどの大気汚染物質の低減、さらには港湾周辺の騒音低減にも寄与します。本システムは国際規格IEC/IEEE 80005シリーズに対応しており、世界各地で整備が進む陸上電力供給設備との接続を可能としています。その信頼性と実績が評価され、これまでに350隻以上で採用されるなど、世界各地で船舶の脱炭素化と環境負荷低減を支えています。

 当社は、ベルギーおよびドイツをはじめとする欧州全域において、グループ会社であるTERASAKI ELECTRIC (EUROPE) Ltd.(TEE)を中心に、船主、造船所および港湾事業者向けの受電サポートサービスの強化を進めています。さらに、北米ではTERATEC USA、中国では現地グループ会社と連携し、受電試験、港湾設備とのインターフェース調整、運用支援などのサービスを提供することで、機器提供から受電支援までを含む総合的なグローバルサポート体制の強化に取り組んでいます。
 今後も当社は、製品の提供と技術サポートを通じて、お客様の安全かつ円滑な受電運用を支援するとともに、海運業界のGHG排出削減および港湾インフラの発展に貢献してまいります。

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