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国立清水海上技術短期大学校向けエンジンルームシミュレーターを納入

2026年8月3日
寺崎電気産業株式会社

 寺崎電気産業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長執行役員:寺崎泰造、以下「当社」)は、 国立清水海上技術短期大学校(以下「清水校」)へ、当社が開発・販売するエンジンルームシミュレーターシステム(以下「ERS」)を納入しました。

 本ERSは、清水校が目指す質の高い教育訓練と海技士の人材育成を支援するために導入されました。ディーゼル主機関を搭載した練習船「かざはや」をはじめ、他の練習船及び内航一般貨物船など、複数の船舶の機関室を再現し、各モデル船を切り替えながら実習することができます。また、STCW条約で新たに追加されたERM(※1)訓練にも対応しており、より実践的な船員教育を支援します。
 清水校の機関演習室は、機関室部、機関監視室部、教官専用部の3区画で構成されています。機関室は大型モニタを用いて再現し、機関監視警報装置及び機関監視盤の盤面は24インチモニタを用いて再現しました。さらに、配電盤操作時の遮断器の投入音や、エンジンの起動音、モーターの動作音など、実際の機器の音を取り入れることで、実船さながらの臨場感のある訓練環境を実現しています。教官は専用端末から運航状態や異常状態を設定することができ、学生は実際の運航を想定した異常対応訓練を行うことができます。加えて、訓練時は機関室と機関監視室を分けることで、互いの状況を目視で確認できない環境を構築し、トランシーバを用いたコミュニケーション訓練も可能です。

 当社は、今後もご要望に応じた船員教育訓練システムを提供し、海技士の人材育成と海上輸送の安全性向上に貢献してまいります。

※1:ERM(Engine-room Resource Management:エンジンルーム・リソース・マネジメント)
2010年のSTCW条約改正で新たに追加された、機関区域におけるリソース(要員、機器及び情報)を適切に管理し、有効に活用することで安全運航を達成する手法のこと。

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写真1 機関室を大型LCDで再現した機関室部の様子

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写真2 機関監視盤をモニタで再現した機関監視室部の様子

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