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国内初,船上機器システムへのサイバー攻撃を想定した検証の共同研究に参画しました

国内初の船舶へのサイバー攻撃を想定した「ペネトレーションテスト(侵入テスト)」(*)に,弊社は,船社,船級,造船事業者,舶用機器ベンダ,サイバーセキュリティの専門家で構成された共同研究プロジェクトの舶用機器ベンダとして参画しました。

IT(Information Technology)の発達に伴い,船舶においても船内機器の電子化や,船陸間の衛星通信の普及が進む一方で,第三者による船舶システムへの不正アクセスなど,サイバーセキュリティ上のリスクが高まっています。ペネトレーションテストはサイバーリスク対策を検証する手法として,船舶の船上機器システムを模擬した環境において実施され,弊社の統合監視制御システム(TERANET50X)は被験システムとして取り組みに参加しました。

ペネトレーションテストの成果は「船上機器システムにおけるサイバーリスク対策検討のためのペネトレーションテスト成果報告書」として公開されています。
報告書URL: https://www.classnk.or.jp/hp/pdf/press/report/202007j.pdf

弊社は,これからもサイバーセキュリティにおいて必要となる対策に取り組むことで,船舶航行の安全,安心に貢献してまいります。

(*) ペネトレーションテスト(侵入テスト)
ネットワークに接続されているコンピュータシステムに対し,疑似的なサイバー攻撃を試みることで,システムへの影響を明らかにする手法のこと

以上